内気な30代の日々の記録

場面緘黙な学校時代を過ごし、大人になっても内気なままの30代新人看護師の日々感じていることをつづります。

この世界の片隅にを見て...

何度も涙をこらえる戦争映画。
舞台は広島市呉市
広島市から呉市に嫁いだすずが体験した戦時中の生活を描いている。
この時代の嫁ぐということ、妻の務め、つつましやかな生活。
そして人とのつながり、助け合い。
戦時中の食料の節約、空襲のある日々、一緒にいた義理の姪っ子を亡くしたこと、絵を描くのが好きだったのに、右腕を失ったこと。
言われるままに嫁いだけれど、旦那さんとの関係。
すずのとぼけたキャラクターや周りの人との関係が、戦争映画だけれどやわらかい描写になってもいて、でも起こる出来事は悲惨でリアル。
ほほえましくもあり、身が引き締まる思いもした。
年末に見られてよかった。
自分が自分のことだけしてればよくて、何不自由なく食べるものもあり、求めれば人もいる。贅沢さがよく分かった。
 
クリスマスだろうが、一人でいるのは自分で選んだこと。
自分が何も得られないことじゃなく、何をあげられるのかを考えるべきじゃないのか。
まずは身近な人にしてあげられることを考えればいい。
わたし、十分幸せだよね。
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