内気な30代の日々の記録

場面緘黙な学校時代を過ごし、大人になっても内気なままの30代新人看護師の日々感じていることをつづります。

30代後半独身女の一人旅 東北2日目のこと

この歳になって急にサウナにはまってしまった。朝一番でお風呂に行くと2~3人のお客さんが訪れていた。サウナを使う人はいなかったのでしばらく1人でサウナ→水風呂→サウナ→水風呂→サウナ...まで来たところでサウナにお客さんがもうひとり入ってくる。笑顔で会釈されたのでこちらも返す。しかしタオルを取ってくるか何かで一度出て行く。その間に計っていた砂時計が落ちきったので3度目の水風呂突入。その間に先ほどの人お客さんが友達と一緒にサウナに入っていく。それにしても温泉ではサウナに入る人って少ないのだろうか?サウナはやっと4人入れるくらいの大きさで、水風呂は仲良しでもなければ1人しか入れないくらい。

サウナ⇔水風呂は3ラウンドすると決めているので、なんとか1人でサウナを堪能しきった!!水風呂に入った時の全身の血管が開いた感じがたまらない。肌が綺麗になったり、代謝がよくなったりしないかな?と期待。

その後ビュッフェの朝ごはん。席が一番小さくて4人用テーブルしかなくて、1人ものにとってはよろしくない。でも早めに行ったので席はしっかり確保。サラダや和食、カレー、フレンチトースト、地元料理の冷麺や冷汁など、ひととおりバラエティに富んでいてまぁまぁ。それにしてもスタッフがカレーとかよそってくれるのはいいけれど、好きな量取れるほうがいいかな、とちょっと思ってしまう。

早めの送迎車を頼んでいたので先にチェックアウトしておき、ややあわてて準備をしてでかける。

ここからは帰る長旅の始まり。久しぶりに使う18切符。仙台まではうつらうつらしたり本を読みながら、すぐに着き楽勝。

11時半から15時まで仙台で過ごす時間ができ、食べログ上位の牛たんのお店でも焦らず並ぶことができた。ほぼオープン時間に行ったのに、階段の下まで大行列。後ろに並んでいたサラリーマン2人組はおそらくセミナーか会議の時間でもせまっているのか、途中で「もうだめだ」「すごいショック」といいながら去っていく。でもそこまで並んだ情熱に拍手。おそらくどちらかの人がけっこうなグルメ好きなんだろう。他にも1人でさらっと食べて行く男性一人客、サラリーマンの2人組み、旅行中らしく大荷物の人、さすがに女性一人は一人しかみかけなかった。並んでいる時間は暑かったけど、シンプルにやわらかい牛タンとテールスープ、麦ご飯、美味しくてもりもり食べた。その後は人気のカフェへ。いろんな種類のテーブルがあり、窓際に向き合った席に案内された。1人で物思いにふけることができよかった。席においてあった言葉がよかった。店でのいろんな過ごし方が書いてある。「手帳の整理、居眠り、逢引、仕事、有ご飯の献立を考える、考え事...」とかありそうなあらゆることが書いてある。でもそれを眺めてたら、いろんな過ごし方を許してくれる場所って大切だと思った。なかなかゆっくりさせてくれない店が多い気がして、お店もなかなか大変とは思うけど、ゆっくり過ごせる場所を求めて店に来てるのに追い立てられるのもな、と。人気のパンケーキも美味しく、とてもいいお店だった。アヒルがいっぱい飾ってあったり、夢や居心地の良さを提供できるって、いいなって思った。それは私の夢のひとつでもあるな。

その後また電車にゆられて郡山を目指す。ここはきつかった。割と混んでいる時間だったし、座れても荷物を膝の上に乗せていて足がしびれたりお尻が痛くなったり。3時間ほどで郡山に到着。ここからはバスに乗ることにしていた。ずっと18切符で行くのはすごく疲れることが予測され、自信がなかった。でも金曜日だったので、仙台からのバスでもあまり安いバスがなかった。だったら郡山まで足を運ぼうとこの計画に至った。なんだか複雑なことをしすぎている気もしている・・・。

でもバスもあまり乗り心地よくなく、あちこち痛くなるわ、足はむくむはで本当に疲れてしまった。交通費はもろもろ合わせておそらく¥12250と計算。それだけの価値があったのか?でも全体で今回も旅行費3万以内に収めることができ、新たな刺激や考え事、やりたいこと見たいものも満喫したので、とても満足ではある。

しかしせっかくサウナ三昧して美容にいいことしているのに、行き帰りで疲れてるから美容効果としてはどうなのか考えてしまう(汗)まぁいいか。

今回は図書館で借りた本がみんな当たりで、久しぶりにいろんな感情を味わった。あと、目標のひとつである「人を観察する」ということ少し意識してきた気がする。あとはせっかく旅に出るから、思い切っていつもと違う行動パターンを取ってみるといいかも。もっと自分からの表現や働きかけをしてみることにしよう、今度は。

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